更新日:4月14日
ラジオDJのマーキーさんが「時間って実は無いんじゃないですかね。人間が生活の便宜上、感じているだけであって云々。。」何の話だったか忘れましたが、確かにそうかもと思いました。
火星の探査機が写す地表の画像なんか見ていても、地球のどこかで見たような景色です。火星は風も吹いているらしいのに地表以外に何にもないことに違和感があり、時間的な経過を感じるものが何も「無い」という世界は、イメージすることが難しいことに気付きます。
それでは地球のようにもっと酸素があれば有機的な景色が起こり、「時間」を証明することができるのか?酸素があると何処から何が始まるのかと、ここまで考えると私の脳細胞はストップして、まあいいかとサボってしまいます。
目の前で起こる現実の景色から世界は構成されているに過ぎず、ジタバタして時間を無駄にしないでおこう、さあいかに楽しむか!と
もともとアメーバみたなところから様々な要素が積み重なり、損失や葛藤を経験し、人間に至っては夢や希望といったこれから存在するものまで妄想してしまう。しまいには見たい願望から眼鏡までつくって、さらにミリ単位の丸眼鏡まで作って喜びを見出す。
惑星にとって意味ないところに意味を見出したくて止まらない有機生命体。人間って面白いですね。(本題から外れています)
様々な選択肢の中から、次に繋がるものを選び実感する。実感できなかったものは記憶から外されるが、有機的に進むための材料にはなっている。その視点は一つであり、それを説明するには時間という道具が要る。(ような気がする)
かなり昔に買った眼鏡を再考して、もう一本ご新調いただきました。
時を隔てた眼鏡は、一巡りして「素」の姿に。
店頭で違うデザインの眼鏡を試していただいたり、カラーの話や今までの眼鏡の話などを伺ったりと新しさを探求しましたが、結果は馴染みのあるデザインが良いとのことで今回は素材本来の魅力に迫るという選択となりました。ある意味、一番新しい気持ちになれるのではと思いました
上の黄色い眼鏡は、お客様にとって付き合いが長く、たくさんお持ちの眼鏡の中でもよくかけていて、とても信頼が厚いようでした。色々と話しをしていくなかで、新しい答えとして同型・同サイズ、鼻パッドなしのイチヤマで正にニュートラルを追求したオーダーとなりました。
これまで経験された眼鏡の有機的な経験が、ひとつの原風景として「無い」の中「在る」を想起させてくれます。シンプルの中に有機的な経験なくしてはシンプルと言えない意味を教えてくれます。カッコいい眼鏡のオーダーをいただきました
掲載の承諾ありがとうございます
またのお越しをお待ちしております
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